英語でつまずく子たちの共通点。

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どうして小中学生が英語でつまずくのか
中学校の教員時代は500名上の小中学生を見てきました。
そして、現在は少人数集団授業でよりひとりひとりの課題に焦点を当て、
何に苦しみ、何が理解しにくいのかについて私が感じていることを書いてみます。

500人以上そして3000枚以上の答案を丸付けしてくると、
大体、「〇点くらいとれる子たちはこの辺ができない傾向にある。」とか
「この問題ができる子は□点くらいとれる」といったことが見えてきます。

定期テストの点数のステージをだいたい下のように感じています。

❶ 0~40点

❷ 41~60点

❸ 61~74点

➍ 75~84点

❺ 85~94点

❻ 95~100点

❸➍の子たちは、次のステージに行くのにそこまで時間はかからないと思います。1,2カ月で結果も出てくるのではないですかね。

❺❻の子たちは、英文をつくれるか、とかミスがないほど隅々まで学習できるか、というところだと思います。

一番時間がかかるのは❶❷の子たちです。じっくり丁寧に1年生の内容からやっていかないと伸びるのは難しいと感じています。

  • 勉強の仕方をしらない。
  • 暗記できるけど理解することが難しい
  • 聞いたり、読んだりして理解するのが苦手

この辺のことは共通して言えるのかなと思います。

また、勉強の仕方をしらない子たちに共通して言えるのが、
答えた場所が正解か不正解かだけを重視してしまうことです。

「あぁ、間違えた。よくわかんないなぁ…。まぁ、次やってみよう。」

となってしまう。もしくはそこまで考えていない。

間違えたところがなぜ間違ったのか、自分は何が理解できていないのか、
ここの視点が欠けてしまいます。

大人から見れば当たり前と思うことでも、本人たちからしたら本気でわからない。

だから、「なんでわかんないの?前やったじゃん。」

といわれても本当に心からわからない。

前やったのもわからないままきてるので、今やっていることもわからない。
挙句、何がわからないのかわからない状態になってしまう。
本人は一生懸命にやっているのに、です。

我々の役割としては、その中でも得意なところ、理解できているところを見つけて
そこから理解を広げてあげることだと思います。

生徒の手が止まる瞬間やそのときの表情から、何がわかってないかは
大体わかります。これは学校現場で私が得た技術だと思います。
そこで何か彼らの力になりたい、と強く思います。

また感じたことをブログに書いていきますのでご覧いただけると幸いです。

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