英語リスニングはなぜ大切?共通テスト・長文読解・英会話まで伸ばす勉強法

LISTENING × READING × COMMUNICATION

英語リスニングはなぜ大切?

リスニングは「聞き取り問題で点を取るため」だけの勉強ではありません。英語を前から処理する力、長文を速く読む力、正しい発音、そして実際のコミュニケーションをつなぐ重要な学習です。

🎧 リスニング📖 長文読解⏱ 共通テスト🗣 発音・英会話🔁 Shadowing📍 DLE英語学習塾
先に結論

リスニングを鍛えると、「英語を聞こえた順に意味へつなげる力」が育ちます。このリアルタイム処理は、英語長文を前から速く読む力とも深く関係しています。

「大学受験なら、Readingをたくさんやった方がいいんじゃないですか?」

「リスニングはリスニングの点数のためにやるものですよね?」

英語を教えていると、そう考えている生徒も少なくありません。

しかし、DLEではReadingを伸ばしたい生徒にもListeningをかなり大切にしてほしいと考えています。

なぜなら、英語を聞くという行為は、音声が流れてきた順番で意味を処理しなければならないからです。

ListeningとReadingは同じ技能ではありません。「ListeningができればReadingも必ずできる」という単純な関係ではありませんが、第二言語読解の研究では、語彙・文法・音韻処理などとともにListening comprehensionがReading comprehensionと強く関係することが報告されています。

COMMON TEST

共通テストでも、
Listeningは「おまけ」ではない

大学入学共通テストでは、英語のReadingとListeningの両方が実施されます。

大学入試センターは、英語4技能をバランスよく育成する方向性を踏まえ、共通テストではReadingとListeningの配点を均等としていると説明しています。

また、令和9年度の問題作成方針では、Reading・Listeningの両方を通して、概要・要点・詳細、話し手や書き手の意図などを的確に理解する力を重視するとされています。

READING

大量の情報を処理する

英文や資料から、目的に合う情報を探し、内容を正確に整理します。

LISTENING

リアルタイムで理解する

流れてくる音声をその場で処理し、話の流れや重要情報を保持します。

BOTH

意味を素早く取る

語彙・文法・表現を、実際の文章や音声で使える状態にします。

出典:大学入試センター「令和9年度大学入学共通テストQ&A」「令和9年度大学入学共通テスト問題作成方針」
公式Q&Aを見る令和9年度試験情報を見る

LISTENING HELPS READING

Listeningが、
長文読解にもつながる理由

共通テストで時間が足りない生徒を見ていると、単純に「目を動かすスピード」が遅いわけではありません。

英文を読んで、英語 → 日本語へ変換 → 意味を考える、という処理に時間がかかっていることがあります。

REAL-TIME PROCESSING

Listeningでは、
英語 → 意味をその場でつなぐ必要がある。

  • 知っている単語を素早く認識する
  • 語順のまま意味を取る
  • 文法構造をリアルタイムで処理する
  • 意味のまとまりを保持する
  • 次の情報へ進みながら全体を理解する

この「前から処理する力」は、Reading fluencyにも重要です。

第二言語読解研究のメタ分析を再検証した研究では、複数の要因の中で、L2 Listening comprehensionは高いReading comprehensionと強く関係する要因として報告されています。

参考:Cambridge University Press, Robust evidence for the simple view of second language reading
研究概要を見る

THINK IN ENGLISH?

「英語を英語のまま理解する」とは?

これは、日本語を完全に排除するという意味ではありません。難しい文法や文章を日本語で確認することも有効です。

大切なのは、基本語彙や表現について、毎回日本語訳を一つずつ挟まなくても、英語を見たり聞いたりした瞬間に意味が浮かぶ範囲を増やすことです。

SLOW PROCESS

逐語訳してから理解

一語ずつ日本語へ変換し、最後に文全体を組み直す。確認には役立ちますが、常にこれだけだと速度が上がりにくい。

FLUENT PROCESS

意味のまとまりで理解

聞こえた・読んだ順に意味をつなぎ、文全体を保持しながら次へ進みます。

Listeningは文字がないため、この処理を半ば強制的に練習できます。

「英語を前から理解する」感覚を育てる一つの有力な方法がListeningです。

COMMUNICATION FIRST

Listeningの一番の目的は、
テストではなくコミュニケーション

相手の話を聞けなければ、会話は成立しません。

高校生は受験のために難しい単語や文法を勉強します。それは必要です。しかし、難しい英語を読めるのに、実際の会話になると何を言っているのか分からない。そこだけで英語学習を終わらせてほしくありません。

DLE’S GOAL

「試験で英語ができる」だけではなく、
「英語を使える」ところまで。

私自身、TOEICを集中的に勉強したときにも、TOEICだけができるようになりたいとは思っていませんでした。

  • この表現は会話でどう使うか
  • 実際の音ではどう聞こえるか
  • 自分なら何と返答するか
  • 自然なスピードで聞いて理解できるか

「実際に使うために、今この英語を学んでいる」という意識を持つことが大切です。

LISTENING × PRONUNCIATION

聞けるようになるには、
自分でも「音」を作れるようにする

単語を文字では知っているのに、音になると聞き取れない。これは非常によくあります。

例えば、教科書で returnsweater を知っていても、自分の頭の中にある音と実際の英語音声が大きく違えば、会話の中で認識しにくくなります。

  • どの単語が聞こえなかったのか
  • なぜ自分の予想した音と違ったのか
  • どこが弱く発音されているのか
  • 単語と単語がどうつながっているのか
  • 自分で同じ音を再現できるか

意味・音・発音を同時につなぐことで、ListeningとSpeakingの両方に使える表現へ近づけます。

HOW TO PRACTICE LISTENING

Listeningは、
どう練習すればいい?

STEP 1

まず聞く

文字を見ず、どこまで意味が取れるか確認。

STEP 2

意味確認

スクリプト・語彙・文法を確認。

STEP 3

音を分析

発音・連結・強勢を見る。

STEP 4

Repeat

音声をまねして同じリズムで言う。

STEP 5

Shadowing

少し遅れて音声を追う。

STEP 6

再度聞く

最後に文字なしで意味を確認。

大切なのは、一回聞いて分からなかった英文を「聞けない英文」のまま放置しないことです。

練習時間は長ければ長いほどよい、という単純な話ではありません。 1文を丁寧に20〜30分扱う集中練習もありますが、まずは15〜30分でも毎日継続する方が現実的です。受験期や集中的に伸ばしたい時期はListening量を増やします。

BY LEVEL

学年・レベル別に、
Listeningの取り組み方を変える

小学生

まず音まねを楽しむ

意味が分かる短い英文を、歌・音読・絵本・会話でたくさん聞きます。

  • フォニックス
  • 絵本音声
  • Repeat
  • 発音まね
中学生

文字と音を一致させる

教科書・英検レベルの英文を、読めるだけでなく聞いて理解できる状態にします。

  • 意味確認
  • 音読
  • Listening
  • 短いShadowing
高校生・受験生

リアルタイム処理を鍛える

長めの英文でも、戻らず聞きながら情報を整理できる力を作ります。

  • 共通テスト音声
  • 長文音声
  • Shadowing
  • 要旨確認

PROCESSING SPEED

Listeningでは、
正確さと処理速度の両方が必要

第二言語Listening研究では、語彙や構文の正確な処理だけでなく、processing speedやautomaticityもListening comprehensionを説明する重要な要素として研究されています。

Shadowingも「ただ速く言う」ためではなく、意味が分かる英文を、音声の流れに合わせて処理する練習として使います。

参考:Cambridge University Press, Testing the role of processing speed and automaticity in second language listening
研究概要を見る

DLE LISTENING METHOD

DLEがListeningに
しっかり時間をかける理由

Listeningを「試験の一技能」として切り離さず、Reading・Speaking・発音とつなげます。

聞いて理解する

  • 英語を前から処理する
  • 意味のまとまりを取る
  • 聞けない原因を確認する
  • 内容を言葉で説明する

聞いた英語を自分でも使う

  • Repeat
  • 発音・強勢の確認
  • Shadowing
  • 会話・音読へつなげる

Readingだけ速くしようとしても、内容理解を犠牲にしてしまうことがあります。Listeningも含めて、英語をリアルタイムで意味へつなげる力を育てることが、その先の英語力につながると考えています。

FAQ

英語リスニングについて
よくある質問

リスニングをやるとReadingも伸びますか?

ListeningとReadingは別の技能なので、ListeningだけでReadingが必ず伸びるとは言えません。ただし、語彙・文法・意味処理など共通する基礎があり、第二言語研究でもListening comprehensionとReading comprehensionの強い関連が報告されています。精読・多読とListeningを組み合わせるのがおすすめです。

英語を英語のまま理解するにはリスニングが必要ですか?

有効な方法の一つです。Listeningでは音声をリアルタイムで処理する必要があるため、意味を理解した音声を繰り返し聞くことで、英語から意味へ直接つながる表現を増やしていきます。

共通テスト対策ではReadingとListeningのどちらを優先すべきですか?

どちらか一方ではなく、現在の弱点に応じて両方を伸ばす必要があります。大学入試センターは英語4技能のバランスを踏まえ、共通テストではReadingとListeningの配点を均等としています。

リスニングは毎日何分やればいいですか?

学年や目標によりますが、まずは15〜30分程度でも毎日継続する方が取り組みやすいでしょう。時間よりも、聞いて分からない英文を確認し、意味・音・発音をつなげることが大切です。

聞き流しだけでも効果はありますか?

英語音声に触れる量を増やす意味はありますが、聞き取れない原因を改善するには、スクリプト・意味・発音を確認し、RepeatやShadowingまで行う方が学習目的を明確にできます。

発音が悪いとListeningもできませんか?

発音だけでListening力が決まるわけではありません。ただし、自分が想定している音と実際の音声が大きく異なる単語は認識しにくくなるため、正しい音を聞いてまねする練習は有効です。

DLE JUNIOR HIGH & HIGH SCHOOL

Listeningを、
中学・高校の英語力につなげる

DLEでは、Listeningだけを単独で練習するのではなく、学年に応じて 文法・語彙・長文読解・音読・英作文と組み合わせながら、 「聞ける・読める・書ける・使える」英語へつなげていきます。

中学部

定期テスト・英検の先まで見据えた基礎づくり

中学部では、文法を正確に理解したうえで、Reading・Listening・音読を組み合わせます。 学校のテストで得点できるだけでなく、高校以降の長文にも対応できる土台を作ります。

  • 英文法を「自分で使える」状態まで整理
  • 長文を正確に読む精読
  • 音読・Listeningで英語を前から処理
  • 英検3級〜準2級・2級につながる語彙・読解
高校部

共通テスト・大学受験でも「時間内に読める」英語へ

高校部では、大学入試に必要な語彙・文法・長文読解を軸にしながら、 Listeningと音読を使って処理速度を高めます。 「正確には読めるけれど遅い」「速く読むと内容が抜ける」という状態からの脱却を目指します。

  • 大学入試レベルの長文精読
  • 共通テストに必要な情報処理・速読
  • Listening・Shadowing・音読
  • 英作文・語彙を含めた総合的な受験英語
「Listeningが苦手」だけが原因とは限りません。
語彙が足りないのか、音とスペルが結びついていないのか、文法処理が遅いのか、 それともReadingも含めて英語を前から処理する力が弱いのか。 DLEでは現在の状態を確認し、その生徒に必要な学習を整理します。

FREE TRIAL / LISTENING CHECK

聞けるようになると、
英語の使い方が変わる。

Listeningは、共通テストのためだけの勉強ではありません。聞く・読む・話すをつなぎ、英語をリアルタイムで理解する力を育てます。

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