ELEMENTARY ENGLISH GUIDE
小学生の英語は
何をすればいい?
小学生の英語で大切なのは、難しい教材を早く進めることではありません。「音」「文法」「前向きさ」の3つをバランスよく育てると、中学英語へつながる強い土台を作りやすくなります。
小学生の英語は、①音を育てる ②文法を少しずつ理解する ③「できた!」を積み重ねる。この3つを意識すると、中学校以降の英語につながりやすくなります。
「英語は早いほうがいいと聞くけれど、具体的には何をやっておけばいいの?」
保護者の方から、よくこんなご相談をいただきます。
早期英語教育の情報はたくさんありますが、すべての子に「これだけやればOK」と言える一つの方法があるわけではありません。
大切なのは、小学生の発達段階に合わせながら、中学校以降にも残る英語の土台を作ることです。
COMMON CONCERNS
小学生の英語で、
よくある4つの悩み
- 単語が覚えられない。長い単語になると手が止まる
- 英語だけの授業に参加しても、何を言っているか分からず楽しめない
- リスニングが苦手で、英語の音が一つの「塊」に聞こえる
- 楽しく通ってほしいのに、英語がいつの間にか「作業」になっている
こうしたつまずきは珍しいものではありません。
英語は、紙の上の問題だけで完結しにくい教科です。耳で音を捉え、口でまねし、意味を理解しながら使うという、実技に近い側面があります。
THREE FOUNDATIONS
では、小学生の英語は
何をすればいい?
音の土台
フォニックス・発音・リスニングを通して、文字と音を結びつけます。
文法の土台
特に高学年から、英語の語順や文の作り方を少しずつ理解します。
心の土台
「分かった」「言えた」「書けた」という達成感を積み重ね、英語を続ける力を育てます。
01|SOUND
英語は「音」から入ると、
読み書きが楽になる
英語では、文字と音のつながりを知ることが、読む・書く力の土台になります。
日本語の漢字練習のように「見て、何度も書いて覚える」だけでは、長い単語になるほど負担が大きくなります。
そこで役立つのが、フォニックスです。
フォニックスでは、「この文字はこんな音になりやすい」「この音はこの文字で表されることが多い」といった、英語の文字と音の関係に触れます。
小学6年生が、まだ習っていなかった report という単語を聞き、音を手がかりに自力で綴る場面がありました。長い単語でも、音を分けて考える習慣があると「全部丸暗記」しなくて済むことがあります。

MEANING MATTERS
「意味が分かる練習」は、
英語の定着を助ける
英語を聞いて、ただ同じ音をリピートするだけでは、子どもによっては内容が分からないまま終わってしまいます。
例えば歌でも、歌詞の意味が分かると覚えやすくなることがあります。
英語も同じで、「このフレーズは、こういう場面で使うんだ」と意味が分かったうえで声に出すと、単なる音まねから「ことばとしての練習」に変わります。
英語の音をまねる
+
その意味・使う場面が分かる
02|GRAMMAR
高学年からは、
文法と英作文を少しずつ
小学3・4年生では、難しい文法用語を覚えることよりも、英語の音や基本表現を楽しく使うことを大切にしたいと考えています。
一方、小学5・6年生になると理解力が上がり、英語の仕組みをある程度論理的に理解できるようになります。
- 「一つなら a」「複数なら s」など、基本的な英語のルール
- be動詞と一般動詞の違い
- 肯定文・疑問文・否定文
- 主語による動詞の変化
- 現在進行形など、中学につながる文法
- 日本語を見て、短い英文を自分で作る短文英作文
ポイントは、文法用語を並べることではありません。
「使い方が分かる」「自分で言える」「自分で一文を書ける」ところまで持っていくことです。
03|MOTIVATION
英語嫌いにしない。
「できた!」を積み重ねる
小学生の英語では、学習内容と同じくらい「英語に対してどんな気持ちを持つか」が大切です。
- 「今日はこれができた」と感じられる授業にする
- 楽しいだけで終わらず、「できる喜び」を積み重ねる
- 子どものペースに合わせて、褒める・認める・待つ
- 失敗しても、英語を話す・読むことを怖がらない雰囲気を作る
「英語が好き」だけでも、「問題が解ける」だけでもありません。
楽しい経験と、できるようになった実感。この両方があると、学習を続けやすくなります。
AT HOME
家庭でできる、
小学生の英語学習
1.音に親しむ時間をつくる
- 短い英語の歌を一緒に口ずさむ
- 英語絵本の音声を流しながら、同じページを指でたどる
- フォニックスの音を1日5分程度まねしてみる
2.意味と場面をセットにする
例えば本当にお腹が空いているときに I’m hungry. と言う。誰かが走っている場面で He’s running. と言う。
実際の場面と英語を結びつけると、ことばとして理解しやすくなります。
3.「できた」を言葉にする
レッスンの帰りに「今日は何ができるようになった?」と聞くだけでも、子ども自身が成長を認識しやすくなります。




※会話例は、フォニックスの考え方をイメージしやすくするために簡略化しています。
COMMON MISUNDERSTANDINGS
小学生の英語で、
よくある3つの勘違い
早ければ早いほどいい?
開始年齢だけで決まるわけではありません。音・意味・前向きさのバランスと、発達段階に合った内容が重要です。
英語だけの授業なら自然に話せる?
英語に触れる量は大切ですが、内容や使い方が理解できるようサポートすることで学習につながりやすくなります。
長い単語は書き写すしかない?
フォニックスで文字と音の関係を学ぶと、音を手がかりに読む・綴る力を育てることができます。
DLE ELEMENTARY ENGLISH
DLEが小学生英語で
大切にしていること
DLEでは、英会話だけ、文法だけに偏らず、小学生の発達段階に合わせて「音」と「理解」の両方を育てます。
小学3・4年生
英語の音や発音、リズムを楽しみながら、基本表現ややさしい英語のルールに触れます。
- フォニックス・発音
- 歌・ゲーム・アクティビティ
- 基本表現
- 英語を声に出す経験
小学5・6年生
音の土台を生かしながら、文法・短文英作文を本格化し、中学英語への準備を進めます。
- be動詞・一般動詞
- 疑問文・否定文
- 中学につながる英文法
- 短文英作文
FAQ
小学生の英語学習で
よくある質問
小学生の英語は何から始めればいいですか?
最初は、英語の音やリズムに親しみ、短い表現を聞いてまねするところから始めるのがおすすめです。その後、年齢や理解力に合わせてフォニックス、読み書き、文法へ広げていくと学びやすくなります。
小学生に文法は必要ですか?
低学年から難しい文法用語を覚える必要はありませんが、高学年になると英語の語順や文の作り方を理解できるようになります。小学5・6年生では、文法と短文英作文を少しずつ始めることにメリットがあります。
フォニックスにはどんなメリットがありますか?
英語の文字と音の関係を学ぶことで、初めて見る単語を読むときや、聞いた単語を綴るときの手がかりになります。発音やリスニングの土台作りにもつながります。
英会話だけでは中学英語の準備として足りませんか?
英会話で培う発音・リスニング・英語を使う経験は大きな強みです。一方、中学校では文法・読み書き・英作文も求められるため、高学年から英語の仕組みを理解する学習を加えると移行しやすくなります。
家庭では毎日どのくらい英語をやればいいですか?
長時間を無理に続けるより、短時間でも継続できる形がおすすめです。英語の歌、絵本の音声、フォニックス、音読などを5〜10分程度から始め、子どもの様子に合わせて調整してください。
FREE TRIAL
小学生の英語は、
「先取り」より「土台づくり」から。
英語の音を聞ける。意味が分かる。自分で言える。少しずつ書ける。そして「英語って楽しい」と思える。その積み重ねが、中学校以降まで続く英語力の土台になります。
コメントを残す