COMMON TEST ENGLISH READING STRATEGY
共通テスト英語リーディングの
時間配分と解き方
共通テスト英語で「最後まで終わらない」を防ぐには、読む速さだけでなく、80分をどこに使うかを本番前に決めておくことが重要です。DLEでは、前半で時間を使いすぎず、第6〜8問へ十分な時間を残す戦略を基本にしています。
第1〜4問 20分 → 第5問 10分 → 第6〜8問 45分 → 見直し5分。前半を30分で通過し、後半3題へ45分を残すのが一つの理想です。
共通テスト英語リーディングで、非常に多い悩みがあります。
「内容は分かるけれど、最後まで解き終わらない」
「第6問以降に入ったときには、ほとんど時間が残っていない」
「時計を気にしすぎて、逆に集中できない」
共通テストのReadingでは、英語力だけではなく、情報を処理するスピードと時間管理も得点を左右します。
令和9年度(2027年実施)の大学入学共通テストでも、英語リーディングは公式に80分・100点とされています。直近の令和8年度本試験は第1問〜第8問で構成され、解答番号は44までありました。
80 MINUTES / 100 POINTS
共通テスト英語リーディングは、
80分で100点を取りにいく試験
令和9年度共通テストの英語リーディングは、大学入試センターの実施要項で80分・100点と示されています。
そして直近の令和8年度本試験では、第1問から第8問まで、多様な場面・文章・資料を読みながら答える構成になっています。
ここで重要なのが、「全部を同じ時間で解こうとしない」ことです。
前半と後半では読む量も必要な情報処理も違います。そのため、80分を均等に8分割するのではなく、後半へ多めに時間を残す方が戦いやすくなります。
TIME ALLOCATION
DLEが考える
共通テスト英語の時間配分
ポイントは、「第5問までを30分で終える」ことです。
そうすれば、後半の第6〜8問へ45分、さらに最後に5分を残せます。
現実的な上限も決めておく: 前半が少し重くても、第1〜4問は24〜25分程度まで、第5問は10〜11分程度まで、と「これ以上は使わない」という上限を模試の段階で作っておくと、本番で一題に時間を吸われにくくなります。
QUESTION 1–4
第1〜4問は、
「速く」より「取りこぼさず20分」
前半でやってはいけないのが、簡単そうに見える問題を雑に処理することです。
「後半に時間を残さなきゃ」と焦って条件や設問を読み飛ばし、取れるはずの問題を落とす。それでは意味がありません。
目標は、前半を20分程度で、正確に通過することです。
- 設問で何を探すのかを先に明確にする
- 数字・条件・人物などの読み違いをしない
- 一つの選択肢に固執しすぎない
- 迷ったら印をつけ、後で戻れる状態にする
- 20分時点で第4問終了を一つの基準にする
前半は、時間を稼ぐ場所であると同時に、
「落としてはいけない得点」を守る場所。
QUESTION 5
第5問は10分を目標に、
11分かかることも想定する
第5問は、前半4題よりまとまった情報処理が必要になります。
DLEでは、10分程度を一つの目標にしています。
ただし、本番では少し手間取ることもあります。そのため「絶対10分」と硬く考えるより、10分を目指しつつ、11分程度までは想定内としておく方が落ち着いて対応できます。
重要なのは、第5問の終了時点で、後半3題へ十分な時間が残っていることです。
QUESTION 6–8
第6〜8問には、
必ず45分を残したい
ここが時間配分の最大のポイントです。
後半の第6〜8問に入った時点で残り20分しかない。こうなると、最後は本文をほとんど読めず、選択肢だけ見てマークする状態になりやすくなります。
そこでDLEでは、後半3大問に45分、1大問あたり約15分を確保することを基本にしています。
約15分
焦らず、本文と設問の対応を正確に取る。
約15分
一問に止まりすぎず、全体のペースを守る。
約15分
最後まで読める時間を確保した状態で入る。
早く終わった大問があれば、その時間を次の大問や見直しへ回せます。
前半で貯金を作り、後半に時間を渡す。これが基本の考え方です。
QUESTION ORDER
第6〜8問から先に解くのはあり?
生徒によっては、「集中力がある最初のうちに後半の長い問題を解きたい」というタイプもいます。
これは戦略としてありです。
実際、長い文章から先に解き、一定時間が来たら前半へ戻る方法が合う生徒もいます。
ただし、注意点があります。
集中力が高いうちに後半へ
長文や複数資料の処理を、頭が疲れていない時間帯に行えます。
前半で思わぬミスが増える
後半で手応えが悪かったとき、焦りや疲労を抱えたまま前半に入り、取りやすい問題を落とす可能性があります。
DLEとしては、まずは第1問から順番に解く方法を基本にし、模試を複数回やった結果、明らかに別の順番の方が得点が安定する生徒だけ変更するのがおすすめです。
本番当日に思いつきで変えない。
模試で試して、自分の順番を決めておく。
HOW TO USE THE CLOCK
時計を何度も見るのではなく、
「通過時刻」を覚える
時間配分を意識しすぎると、1〜2分ごとに時計を見てしまい、Readingへの集中が切れます。
そこでおすすめなのは、細かく時計を見るのではなく、3つの通過点だけ覚える方法です。
20分
第4問まで終わっているか。
30分
第5問まで終わっているか。
75分
全大問を終え、見直しへ入れるか。
模試で何度も同じペースを練習すると、時計を見なくても「少し遅れている」「今日は速い」という感覚が育ってきます。
PRACTICE STRATEGY
時間配分は「知る」だけではなく、
模試で身体に覚えさせる
最初は時間を記録する
第4問終了、第5問終了、第8問終了の時刻を毎回メモし、自分がどこで遅くなるのか確認します。
正答率と時間をセットで見る
20分で前半を終えてもミスだらけなら速すぎます。24分でもほぼ満点なら、そこから少しずつ短縮します。
自分の「時間泥棒」を特定する
本文を全部日本語訳している、選択肢を何度も読み直す、知らない単語で止まるなど、時間を失う原因を分析します。
直前期は解く順番を固定する
本番直前まで毎回順番を変えるのではなく、自分の得点が最も安定する方法を決め、同じ流れで練習します。
最終的には、「今何分だからどうしよう」と毎回考えなくても動ける状態を目指します。
WHEN YOU ARE BEHIND
もし本番で時間配分が崩れたら?
本番では、予定通りにいかないこともあります。
大切なのは、一題で遅れたからといって、その後すべてを焦って雑にすることではありません。
- 一問で長時間止まり続けない
- 迷った問題には印をつけ、次へ進む
- 第5問終了時点の残り時間を必ず確認する
- 後半3題にできる限りまとまった時間を確保する
- 最後は解答欄・マークずれを必ず確認する
「全部を完璧に解いてから進む」より、80分全体で最大得点を取るという視点が必要です。
DLE HIGH SCHOOL / COMMON TEST
DLE高校部では、
時間配分だけでなく「読める力」から作る
時間配分を決めても、英文を正確に読む力・語彙力・処理速度が足りなければ、80分では解き切れません。DLEでは本番戦略と英語力の両方を伸ばします。
長文を速く正確に読む
- 大学入試レベルの語彙
- 構文・精読
- 段落の要旨・筆者の意図
- 音読・Listeningによる処理速度向上
本番で得点に変える
- 共通テスト形式演習
- 大問ごとの所要時間を計測
- 個人ごとの時間配分調整
- 解く順番・見直し方法の固定
「時間が足りない」の原因が、単純な速読不足とは限りません。語彙なのか、文構造なのか、設問処理なのか。原因を見つけてから戦略を作ることを大切にしています。
FAQ
共通テスト英語の時間配分について
よくある質問
共通テスト英語リーディングの試験時間は何分ですか?
令和9年度大学入学共通テストの英語リーディングは80分・100点です。大学入試センターの実施要項で公表されています。
共通テスト英語のおすすめ時間配分は?
DLEでは、直近の8大問形式を想定した一つの目安として、第1〜4問を20分、第5問を10分、第6〜8問を45分、最後の5分を見直しに残す配分をおすすめしています。生徒の得意不得意によって調整します。
第1〜4問を20分で解けない場合はどうすればいいですか?
最初から無理に20分へ縮める必要はありません。まず24〜25分程度で正答率を保ち、どこで時間を使っているかを確認したうえで徐々に短縮します。
第6〜8問から先に解いてもいいですか?
模試で試した結果、得点が安定するのであれば選択肢の一つです。ただし、本番で突然順番を変更するのはおすすめしません。基本は第1問から進め、必要な生徒だけ事前に順番を固定します。
共通テスト英語で時間が足りない原因は何ですか?
語彙不足、英文を一文ずつ日本語訳する癖、構文処理の遅さ、選択肢の迷い、情報を探す効率など複数の原因があります。時間だけを計るのではなく、どこで時間を失っているかを分析することが重要です。
本番では時計をどのくらい確認すればいいですか?
細かく何度も見るより、「20分で第4問」「30分で第5問」「75分で全問終了」のように大きな通過点を決めておくと集中しやすくなります。
FREE TRIAL / COMMON TEST READING CHECK
「時間が足りない」を、
本番までに解決する。
共通テスト英語は、ただ速く読めばいい試験ではありません。正確に読みながら、80分全体で最大得点を取る戦略が必要です。DLEでは現在の読解力・語彙・処理速度・大問ごとの所要時間を確認し、一人ひとりの時間配分を整理します。
コメントを残す