HOW TO IMPROVE ENGLISH LISTENING
英語リスニングの勉強法
「聞こえるまで練習する」6ステップ
リスニング問題は、解いて丸付けをして終わりではなかなか伸びません。大切なのは、答えを確認するだけでなく、「なぜ聞こえなかったのか」を確認し、最終的にスクリプトなしで同じ音・同じ速さを再現できるところまで練習することです。
問題を解く → もう一度聞く → スクリプトを精読 → 正しい音で音読 → シャドーイング → 何も見ずに再リスニング。 これを1題ずつ丁寧にやります。
リスニングが苦手な生徒を見ていると、よくあるのが「問題を解いて、答え合わせをして終わり」という勉強です。
もちろん演習は必要です。ただ、リスニングを本当に伸ばしたいなら、その後の復習の方が重要です。
答えを見ることがゴールではない。
英語が聞こえるようになることがゴール。
1題に20分かかっても構いません。むしろ、それくらい丁寧に一つの音声を仕上げることが、リスニング力を伸ばす近道になります。
THE WHOLE PROCESS
リスニング学習は、
この6ステップで進める
STEP 1 & 2
まず問題を解く。
そして、もう一度聞いてみる
最初は本番と同じ条件で解く
スクリプトや解説を見ずに、まず普通に問題を解きます。その後に丸付けをします。
内容が取れなければ、もう一度聞く
1回目で分からなかった場合、すぐスクリプトを見るのではなく、もう一度聞いてみます。2回目なら聞けるのかを確認します。
ここで大切なのは、「何回聞けば分かったか」も自分のリスニング力を知る材料になるということです。
STEP 3
ここからが本番。
スクリプトを「精読」する
音声を何度か聞いた後は、スクリプトと解説を使って英文を丁寧に確認します。
これはリーディングの精読とほぼ同じです。
- 知らない単語・表現はないか
- 主語・動詞はどこか
- どこがどこを修飾しているか
- 文法的にどういう構造なのか
- 一文一文の意味を正確に取れるか
- 聞こえなかった原因が「音」なのか「意味」なのか確認する
読んでも分からない英語は、
聞いてもなかなか分からない。
音だけの問題だと思っていたら、実は語彙や文法が分かっていなかった、というケースも珍しくありません。
STEP 4
音読は「自分流の発音」で
やってはいけない
英文の意味が完全に分かったら、次は音読です。
ただし、ここで重要なのが正しい音を確認しながら読むことです。
自分が覚えている音と、
実際に聞こえてくる音が違えば聞き取れない。
たとえば、ある単語を自分の中で間違った発音で覚えていた場合、その単語が音声で流れてきても「知っている単語」として認識できないことがあります。
- 音声を聞きながら単語の発音を確認する
- 強く読む場所をまねる
- 英語のリズムをまねる
- 単語同士がつながって聞こえる部分にも注意する
- 意味を理解しながら声に出す
まずは2〜3回でも構いません。実際の音声をモデルにして、できるだけ同じ音で読んでみます。
STEP 5
リスニングを伸ばすなら、
シャドーイングが重要
音読までできたら、次はシャドーイングです。
シャドーイングとは、流れてくる英語の音声を聞きながら、少し遅れて同じように発話していく練習です。
スクリプトあり
最初は英文を見ながらでOK。音声に遅れずついていけるよう、3〜4回以上繰り返します。
スクリプトなし
慣れてきたら何も見ずに実施。音声と同じスピード・発音で言える状態を目指します。
最初は難しくても、同じ音声を3回、4回と繰り返しているうちに、今まで聞こえなかった部分が少しずつ聞こえるようになってきます。
STEP 6
最後にもう一度、
何も見ずに聞いてみる
音読・シャドーイングまで終わったら、最後にもう一度その音声を普通に聞きます。
次の問題へ
スクリプトを見なくても内容が取れれば、その教材は一度終了して次へ進みます。
音読・Shadowingへ戻る
聞こえない場所を確認し、もう一度音読やシャドーイングを繰り返します。
「答えが分かった」ではなく、
「英語そのものが聞こえた」で終わる。
HOW MUCH SHOULD I DO?
1題20分かかってもいい。
毎日1〜2題を丁寧に
ここまで全部やると、短い問題でも1題に20分くらいかかることがあります。
でも、それで大丈夫です。
10題を解いて丸付けだけするよりも、1題を「聞ける状態」まで仕上げる方が、リスニングのトレーニングとしては中身が濃くなります。
1題のおすすめルーティン
- 問題を解く
- 丸付けする
- 必要ならもう1〜2回聞く
- スクリプトを精読する
- 音声を確認しながら正しい発音で音読する
- スクリプトありでシャドーイングする
- スクリプトなしでシャドーイングする
- 最後にもう一度普通に聞く
毎日1題でも十分。 余裕があれば1日2題。大切なのは定期的に続けることです。
WHY THIS WORKS
なぜ「精読+音読+シャドーイング」で
聞こえるようになるのか
意味が分かる
精読によって語彙・文法・文構造の問題をなくします。
正しい音を知る
音読によって、知っている単語と実際の英語音声を結びつけます。
処理を速くする
シャドーイングで、聞こえた英語を英語の語順のまま追う練習をします。
リスニングは単に「耳を慣らす」だけではありません。
意味が分かる・正しい音が分かる・その音をスピードに乗って処理できる。この3つをそろえていくことが大切です。
FAQ
リスニングの勉強法について
よくある質問
リスニング問題は解くだけではダメですか?
演習だけでは、聞き取れなかった原因が残ったままになることがあります。問題を解いた後に、スクリプトの精読・音読・シャドーイングまで行い、「聞ける状態」にしてから次へ進むのがおすすめです。
聞き取れなかったら、すぐスクリプトを見てもいいですか?
最初にもう一度、必要なら数回聞いてみるのがおすすめです。2回目で理解できるのか、それでも難しいのかを確認してからスクリプトを見ます。
音読するときに発音は重要ですか?
重要です。自分が覚えている発音と実際の音が違うと、知っている単語でも聞き取れないことがあります。実際の音声を確認しながら、正しい音・リズムをまねて音読します。
シャドーイングはスクリプトを見てもいいですか?
最初はスクリプトありで構いません。何度か繰り返し、最終的にはスクリプトを見ずに、音声と同じスピード・発音で追える状態を目指します。
1日どれくらいリスニングを勉強すればいいですか?
今回紹介した方法では、1題を丁寧に行うと20分ほどかかることがあります。まずは毎日1題、余裕があれば2題程度を継続する方法がおすすめです。
英検や共通テストのリスニング対策にも使えますか?
英検や共通テストなどの音声教材にも、同じ復習手順を使えます。問題を解くだけで終わらず、聞き取れなかった音声を精読・音読・シャドーイングで仕上げていくことが大切です。
DLE MIDDLE & HIGH SCHOOL ENGLISH
リスニングを伸ばしたい中学生・高校生へ
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