COMMON TEST ENGLISH / READING
共通テスト英語を伸ばすなら、
精読の「質」と「量」を上げる。
DLE高校部では、ここに来て高校3年生の共通テスト英語Readingの点数が大きく伸びてきています。40〜50点台から70点前後へ、50〜60点台から80点近くまで伸びてきた生徒もいます。共通しているのは、少し読み応えのある英文を丁寧に精読し、その後に音読すること。そして共通テストの形式と時間配分に慣れてきたことです。
点数を伸ばす軸は「精読+音読」。 そこに「共通テストの形式理解」と「時間配分」が加わることで、得点につながりやすくなります。
高校3年生を見ていて、最近かなりはっきり感じることがあります。
共通テスト英語Readingの点数が伸びてきた生徒には、共通点がある。
最初は英文を読み切れなかった生徒も、精読と形式演習を継続することで得点が伸びてきました。
基礎が固まり、読む精度と速度、設問への対応力が上がった生徒はさらに伸びています。
もちろん、点数が伸びる理由を一つだけに決めることはできません。ただ、授業で継続的に見ている中では、「精読の質と量を上げたこと」と「共通テストの解き方に慣れたこと」の2つが大きいと感じています。
FACTOR 01
一番大きいのは、
精読の質と量を上げたこと
長文読解を伸ばしたいなら、結局のところ避けて通れないのが精読です。
DLEで伸びてきた生徒たちは、英検2級より少し難しい程度、あるいは共通テストよりやや読み応えのある英文を使って、英文を一文ずつ丁寧に読んできました。
長文を伸ばすなら、
まず「正確に読める英文」を増やす。
精読では、ただ日本語訳を眺めるのではありません。
- 主語と動詞を正確に捉える
- どこまでが一つのまとまりなのか確認する
- 修飾関係を正確に取る
- 「なぜこの意味になるのか」を文法的に確認する
- 自分の解釈と正しい訳を見比べる
- 一文一文、英文解釈をやり切る
400〜500語程度の文章でも、ここまで丁寧にやれば40〜50分程度かかることもあります。
それでも、この時間を省かない。ここが重要です。
CLOSE READING
精読は「分かったつもり」を
なくすための勉強
長文を読んで、「だいたいこういう意味だと思う」で終わってしまう高校生は少なくありません。
しかし、その読み方では、難しい文章になった瞬間に読みが崩れます。
自分でまず意味を取る
英文を見て、主語・動詞・構造を意識しながら自分なりに意味を取ります。
正しい解釈と比べる
自分の中だけで処理せず、正しい英文解釈・日本語訳と見比べます。
ズレの原因を確認する
語彙なのか、文法なのか、構造把握なのか。読めなかった理由をはっきりさせます。
この積み重ねによって、「何となく読める」から「根拠を持って読める」へ変えていきます。
READ ALOUD AFTER CLOSE READING
精読したら、
必ず音読までつなげる
精読だけで終わりではありません。
精読で正確に理解した英文は、その後にしっかり音読します。
精読で「正確さ」を作り、
音読で「処理の速さ」へつなげる。
共通テスト本番で、すべての英文を一文ずつ時間をかけて分析することはできません。
だからこそ、精読した英文を何度も音読し、英語の語順のまま意味を取れる状態へ近づけていく必要があります。
FACTOR 02
もう一つの要因は、
共通テストの形式に慣れたこと
ここ2か月ほど、授業では共通テストの問題形式に合わせて、「どこを見るか」「どう答えを探すか」「どう情報を整理するか」を繰り返し確認してきました。
設問を見る
何を問われているのかを正確に把握し、読む目的を持つ。
必要な箇所を探す
図表・メール・説明文など、形式ごとに必要な情報の位置を意識する。
答えの根拠を確認
何となく選ばず、本文のどこが根拠なのかを確認する。
こうした解き方を何度も練習したことで、問題を見たときに「このタイプなら、ここを見ればいい」という判断が少しずつできるようになってきました。
TIME MANAGEMENT
共通テスト英語の最大の敵は、
時間配分
どれだけ英語力があっても、時間配分を崩すと共通テストではかなり苦しくなります。
前半で時間を使いすぎて後半が読めない。難しい一問にこだわって、最後の大問を十分に読めない。こうした状態は避けなければなりません。
共通テストは、
「読める」だけでなく「時間内に読み切る」試験。
大問ごとの時間感覚を持ち、決めた時間配分を守る練習も必要です。
DLEでは、共通テストReadingの時間配分についても別記事で詳しく解説しています。
共通テスト英語の時間配分の記事を読む →70 → 80 → 90
次に重要なのは、
「何を精読するか」
精読を続けること自体は変わりません。
ただし、点数が上がってきたら精読する英文のレベルを考える必要があります。
〜60点前後
基礎的な文法・語彙・英文解釈を優先。まず一文を正確に読める状態を作る。
70点 → 80点
英検2級より少し難しい英文や、MARCHレベルなど、少し読み応えのある英文を精読する。
80点 → 90点前後
英検準1級、MARCH、志望校に近い難関国公立レベルなど、より高い負荷の英文にも取り組む。
「基礎を上げたいから、ずっと基礎だけをやる」という考え方では、あるところで伸びが止まりやすくなります。
基礎ができてきたら、自分の現在地より少し上の英文を精読する。 これが次の一段を上げるために大切です。
FOR HIGHER SCORES
9割を目指すなら、
共通テストだけをやり続けない
共通テストで80点近く取れるようになり、さらに9割を目指す段階になったら、共通テスト形式の演習だけではなく、より難しい英文そのものを読む力を上げていきたいところです。
難関国公立を目指すのであれば、個別試験では共通テストより難しい英文を読むことになります。
- 英検準1級レベルの英文
- MARCHレベルの長文
- 筑波・千葉・横浜国立・東北など、難関国公立レベルの英文
- 自分の志望校に近い赤本の長文
こうした少し負荷の高い英文を精読し、その後に音読していく。
それによって、二次試験への準備になるだけでなく、共通テストの難しい英文にも余裕を持って対応できる力につながっていきます。
THE CORE PRINCIPLE
点数が変わっても、
やることの本質は同じ
40点から70点を目指すときも、70点から80点を目指すときも、80点から9割を目指すときも、基本は同じです。
精読する。音読する。
そして、自分に合ったレベルの英文を選ぶ。
変わるのは、精読という勉強法そのものではなく、使う英文の難易度です。
「今の自分にとって少し難しい」と感じる英文を、曖昧なまま終わらせず、一文ずつ正確に読めるようにする。その積み重ねが、長文読解の力になります。
FAQ
共通テスト英語と精読について
よくある質問
共通テスト英語Readingの点数を上げるには何をすればいいですか?
DLEでは、少し読み応えのある英文を使った精読と、その後の音読を重視しています。加えて、共通テストの問題形式への慣れと時間配分の練習も必要です。
精読とは具体的に何をする勉強ですか?
主語・動詞・修飾関係などの文構造を確認し、一文一文の意味を正確に取ります。自分の解釈だけで終わらせず、正しい解釈や日本語訳と見比べて、読めなかった原因を確認します。
400〜500語の長文を精読するのにどれくらい時間をかけますか?
文章の難易度にもよりますが、文構造や意味を一文ずつ丁寧に確認すると40〜50分程度かかることもあります。速く終わらせるより、読みの精度を上げることを優先します。
70点から80点を目指す場合、どんな英文を読めばいいですか?
基礎ができている場合は、英検2級より少し難しい英文やMARCHレベルなど、現在より少し負荷の高い英文を精読するのが一つの方法です。
共通テストで9割を目指すなら、共通テスト演習だけでいいですか?
共通テスト形式への慣れは必要ですが、9割を目指す段階では英検準1級、MARCH、難関国公立、志望校の赤本など、より読み応えのある英文の精読も取り入れたいところです。
精読した後に音読するのはなぜですか?
精読で正確に理解した英文を音読することで、英語の語順のまま意味を処理する練習へつなげるためです。「時間をかければ読める」から「より速く読める」状態を目指します。
DLE HIGH SCHOOL ENGLISH
長文が伸びないなら、
読む「量」だけでなく「質」を変える。
DLEでは、共通テスト形式の演習だけではなく、一文一文を正確に読む精読と、その後の音読を大切にしています。現在の得点と志望校に合わせて英文の難易度を調整し、共通テストから大学個別試験までつながるReading力を育てます。
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